平癒祈願 [雑感]
母に、胃がんが見つかりました。
夏に帰省したとき、市の消化器検診にひっかかったと聞き、
体重も減っているのを見て、まさか・・と思っていましたが、
精密検査の結果、初期のものであることが判明。
現在、手術に向け、他への転移の有無などを調べています。
昔は致命的な病気であったがんですが、
今は医療の進歩により、すぐ結びつくものではないです。
今回見つかったのも初期だそうだし、絶対大丈夫、信じています。
けれど、手術を免れることはできません。
しかも、今回は胃の上部にできたものだそうで、
たとえ初期であっても、全摘になるそう。
だとすると、術後の生活が大きく変わります。
他への転移がありませんように、
手術が無事に済みますように、
少しでもQOLの変化が少ないように、
予後の再発などがないように、
祈る気持ちであふれます。
そして昨日、病気平癒祈願で名高い柴又帝釈天へ。
駅を降りると、すぐ参道があります。
昨日は庚申、柴又帝釈天では特別な日とされ、
この日にしかいただけない特別な御符があり、
今回はそれをいただきたくてのお参りです。
山門にも庚申の提灯が下げられています。
ご本堂。
本堂内にてご祈祷を申し込み。
通常は、先に茶菓子の接待を受けてからご祈祷するところ、
私は時間ギリギリでの申し込みだったため、
すぐご祈祷を受けることに。
ご祈祷はてっきり本堂で行うのかと思っていましたが、
こちらの別室でのご祈祷でした。
一緒に受けたのは私を含め3組。
みなさん、それぞれ祈願があるのでしょう。
ご夫婦の一組がお数珠をお持ちで、私はしまったと反省。
お寺に行くのにお数珠なしで行くとは日頃の信心ぶりが見えるものです。
しかしながら、ご祈祷では、
悟りを開けていない私にはなかなか難しい部分が多かったものの、
その言葉一つ一つが心に染みました。
途中は涙も。
ご祈祷で泣くってのも変でしょうが。。。
ご祈祷後、ありがたくお札などをいただき、
邃渓園を一周して景色を楽しみ、帰ってきました。
ちなみに、ご祈祷後にいただいたのは、
お札2種と、庚申の特別御符(一粒符の特別版)、
帝釈天手ぬぐい、暦、季刊誌でした。
(早く母の元に届けたかったので、
帰宅後すぐ一式をエクスパックで発送したので、写真はなし)
なお、ご神水で一粒符を飲むとさらに霊験あらたかという話ですが、
湧水をそのまま流しているせいでしょうが、
ご神水に「手を洗う水です」と表示されていたので、
さすがにそれを飲むというのも・・というわけでそちらは断念。
そうそう、柴又といえば寅さん。
柴又駅前には像が立っていました。
平癒の御礼参りでまた会いに行けることを信じています。
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